会社倒産の手続き
■会社倒産手続きの流れとは
以下に、会社を倒産(破産)させるための手続きの流れをご紹介します。
〇破産申し立ての準備
破産申し立ての準備として、債権者に破産予定であることを通知するとともに、申立書や必要書類を準備します。
破産申し立ての必要書類としては、以下のようなものがあげられます。
・預金通帳(過去2年分を記帳したもの)
・直近2期分の決算書(付属明細書を含む)
・法人名義の不動産を所有している場合は不動産登記簿謄本、固定資産税評価証明書
・法人名義で事務所を賃貸している場合は賃貸借契約書
・有価証券、ゴルフ会員権がある場合は、その証券のコピー
・訴訟がある場合は、訴訟関係資料のコピー
・法人名義で生命保険に加入している場合は証書と解約返戻金計算書のコピー
・法人名義で自動車を所有している場合は、車検証、価格査定書のコピー
・帳簿類(総勘定元帳、売掛台帳、現金出納帳等)
・雇用関係の資料(雇用契約書、賃金規定、賃金台帳等)
・債権関係資料(金銭消費貸借契約書等)
・法人の商業登記簿謄本原本
・取締役会がある会社については自己破産の申立を決定した取締役会議事録
〇申し立て
依頼した弁護士が裁判所に対し、破産申し立てを行います。
〇破産手続き開始決定と破産管財人の選定
〇会社財産の換価
裁判所に選定された破産管財人とともに、破産会社の代表者も協力して法人の財産の売却を行うこととなります。
〇債権者集会
破産者が破産に至った事情や会社の資産状況について、債権者や裁判所に説明をすることとなります。
〇配当
当事務所では、大阪府南部の皆様からご相談を承っております。
破産手続きについてお悩みの方は、お気軽に弁護士法人四ツ橋総合法律事務所までご相談ください。